バイオフィリアについて
バイオフィリックデザインとは？
『人は本能的に自然との関わりを求める』というバイオフィリア（Biophilia)の考えのもとに、建物内の環境で自然とのふれあいを再構築する取組みです。現代の建築環境では、人々は自然がもたらす有益な体験から隔絶されている一方で、人々が魅力を感じたり美しいと感動したりする対象は、多くの場合が自然です。そのため、オフィスや職場で自然環境を真似て再現することで良い感情やパフォーマンスををもたらすことができます。植物の生長や魅力をより身近に感じられるようハイドロカルチャーの利点を生かしながら、様々な緑化の方法やパターンをご提案しています。
効果・メリット
植物の存在がもたらす職場のメリット
私たちの周りに存在する植物は、ただの装飾や緑の提供だけでなく、私たちの生活や職場にさまざまなプラスの効果をもたらしています。それは、心の安定から物理的な健康の向上まで、多岐にわたるものです。以下では、植物が私たちの日常にもたらすメリットについては下記のようなものがあります。
コミュニケーション活性化
良好な環境は人々の対話を促進します。植物や緑の配置はオフィスの雰囲気を和やかにし、人々の心地よさを高める効果があります。オープンで活発なコミュニケーションが生まれ、チームワークの強化やアイデアの共有がスムーズに行えます。
ストレス軽減
植物の緑は人々にリラックス効果を与えます。自然の美しさと触れ合うことで、日々の仕事のストレスが軽減され、心身の健康が向上します。緑のある環境は、リフレッシュの場としても機能します。
優良人材確保
快適で美しいオフィス環境は優れた人材の採用に寄与します。植物を取り入れた空間は魅力的で、企業文化の一部としても強調できます。人材確保において、働く環境は重要なファクターであるため、効果的です。
生産性・能力向上
清潔で心地よい環境は、働きやすさと集中力を高める要素となります。植物が生み出す快適な空間は、生産性の向上とスタッフの能力開発に寄与します。健康的なオフィスは良いパフォーマンスを生む基盤となります。
空気を綺麗に
植物は空気中の有害な物質を吸収し、清潔な酸素を放出する能力を持っています。この空気の浄化作用により、オフィスの空気がきれいに保たれ、健康にも良い影響を及ぼします。
加湿器の効果
植物は自然の加湿器として働きます。根から吸収した水分の大部分を蒸散作用で空気中に放出し、室内の湿度を適切に保ちます。冬季の乾燥を防ぎ、皮膚の健康を守る効果もあります。
プラネットハイドロカルチャーシステム
プラネットハイドロカルチャーシステムとは？
プラネットハイドロカルチャーシステムとは、特別な水耕栽培の方法の一つで、土の代わりに以下の3種の特定の植込み材を使用して植物を育てる栽培方法です。
レカトン
粘土を約1200℃の高温で発泡焼成した多孔質な礫で、底面の水分を毛細管現象で吸い上げる働きがあります。植え込み材「レカトン」の多孔質を利用して、底の水が毛細管現象により植物が必要とする水量のみ根に届きます。
パフカルチップ
ピートモスを原料に発泡固形化した粒状の素材で、給水性が高く鉢内の上部にあることによって、鉢全体で水分を保持しやすくなります。小さな根もしっかり育つため、健全な根が多く、自然の加湿効果が高まります。
シリカソイル
ガラスを粉末化させ焼成した、約１cm程の粒状物で、孔に根が入り込むと根が分枝し、光合成の能力が高まり、害虫が付きづらくなる働きがあります。さらに、人の健康への効果も期待されています。
緑化スタイル
オフィス緑化の新たな選択肢: 効果的な植物配置の提案
オフィスの環境は、従業員の生産性やクリエイティビティ、さらには来客の印象に直接影響を与えるものです。特に、緑の存在はその効果を大きくします。しかし、どのようにオフィス内に植物を取り入れるかは、その空間や目的によって異なります。以下は、異なるタイプのオフィス空間やニーズに合わせた緑化の提案を紹介します。これらの選択肢を通じて、あなたのオフィスも一歩先を行く、快適で魅力的な空間へと変わるでしょう。
壁面緑化
オフィスのイメージを高める存在感のあるデザイン
こんな空間・シーンにおすすめ
- スペースは限られるが、人の印象に残る空間にしたい
- 会社のイメージを明るく、フレンドリーに
- 人の目線が集まりやすく、アイキャッチになりやすい
アトリウム植栽
室内に心地良い森を生み出す
こんな空間・シーンにおすすめ
- 憩いの場となる、公園の様な場所を作りたい
- 行きかうすべての人たちに、植物を見て楽しんでもらえる場所にしたい
- 時代を刻むシンボリックなものを作りたい
天井緑化
ひとつにつながれた緑化で多彩な形状
こんな空間・シーンにおすすめ
- 緑が欲しいが、床は邪魔になるので置きたくない・スペースが天井しかない
- 森の中にいるような雰囲気が作りたい
- 緑と光が降り注ぐ空間づくりをしたい
フェイクグリーン緑化
どんな場所でも、多彩なデザインが可能
こんな空間・シーンにおすすめ
- 植物が育たない環境でも緑化がしたい
- デザイン性のある緑化がしたい
- メンテナンスコストをかけたくない
レンタル観葉植物
スタイリッシュなプランターが植物を引き立てる
こんな空間・シーンにおすすめ
- スタンダードでシンプルな観葉植物を置きたい
- デッドスペースになりがちな、コーナー部分を緑で明るくしたい
- 空間を圧迫せず、導線のサインになるものが欲しい
導入事例
サービスの流れ
STEP 1 ：お問い合わせ
緑化にご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
STEP 2 ：お打ち合わせ
緑化や植栽に対するお客様のご希望・建物や空間の情報をお伺いします。この後に現場調査を行いますので、この段階ではお客様の緑化に対する想いや、目的を重点的にヒアリングさせていただきます。
予め図面等の資料を送付頂けますとお打合せがスムーズに進められます。
STEP 3 ：現地調査
実際に緑化を行う場所を訪問し、施工場所となる建物自体や気候、周辺環境の調査を行います。特に建物自体の特徴は現地を見て初めてわかるようなことがたくさんあります。
建物の特徴に最適な緑化方法をご提案させていただくためにも、現地調査は必須といえます。
STEP 4 ：提案書の作成
ヒアリングの内容と、現地調査の結果を基に、お客様の条件に最適な緑化方法のご提案をさせていただきます。環境への配慮だけでなく、建物の魅力を引き立て、人と植物の心地よい共生関係を育むことを目指しています。
図面やパース等を用い、デザイン性がお客さまにダイレクトに伝わるような提案書を作成させていただきます。
STEP 5 ：契約
打ち合わせを重ねた結果、ご依頼いただけるようであれば、ご契約を結ばせていただきます。緑化を行う上では、互いのコンセプトを共有することが何よりも重要だと考えておりますので、契約後もお客様が納得いくまで打ち合わせを重ねてまいります。
STEP 6 ：施工
ご契約内容を元に、施工をさせていただきます。緑化に使用する植物は、自社農場から直送された自社生産の植物ばかりです。
植物のことを知り尽くしたプロが施工には100％携わります。
STEP 7 ：アフターフォロー
緑化は、完成して終わりではありません。植物は生き物ですので、建築物以上に定期的なメンテナンスが重要になってきます。
もちろんアグログリーンプラスの技術力で、メンテナンスの手間を極力省けるようにはしておりますが、我々はアフターフォローにも力を入れ美しい緑化を保ち続けられるようにしております。
植物のちから
令和元年度制作 「あなたがまだ知らない植物のすごいちから」
最新１０カ年の植物の効用の研究成果を消費者向けに簡潔にとりまとめたもの。
PDFファイルが開きます
令和３年度制作 「植物と共に生きるための屋内緑化のニューノーマル」
「屋内緑化マニュアル 光に配慮した新たな屋内緑化の薦め」をベースに、消費者向けに植物用ＬＥＤ照明、新しい園芸資材等を活用した屋内緑化を簡潔に紹介したもの。
PDFファイルが開きます
令和２年度制作 「こんなときこそ植物のすごい癒やしの力を」
新型コロナウィルスの影響下、令和２年１０月に関東・近畿大都市圏で実施した屋内緑化に関するアンケート2370名を取りまとめたもの。
PDFファイルが開きます
※発行元：全国鉢物類振興プロジェクト協議会
ショールーム
〒653-0044 兵庫県神戸市長田区南駒栄町 1番7号
アグロガーデン神戸駒ヶ林店 2階
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SIDE DISH CAFE 緑菜七彩
